泌尿器科の病気で、初診の方には原則として検尿を行っていますが、再診の方で症状が変わらない場合は、必ずしも全員の方には行っていません。(ただし、毎回必要な方も中にはいらっしゃいます。)
エコー検査の利点は、痛くない検査であり、短時間でいろいろな病気が分かる事です。繰り返し行うこともできるので、経過観察にも有効です。
もう一つ非常に有用なのは、特に腹痛において、今まで医者が経験的に触診で判断していたものを、エコープローブで圧迫しながら、「ここ痛いですか?」と対話しながら、リアルタイムで画像を見ることが出来ることです。私の専門分野である泌尿器科領域以外でも、病気が何であるかは分からなくても、痛がっている臓器が何であるか、また何らかの異常な画像所見が見られれば、その領域の専門科をご紹介することが可能です。
また、院長は定期的にエコーの講習会に参加しており、専門の泌尿器科領域以外の分野も幅広く見るように努めています。なお、エコー検査で精密検査が必要と判断した場合は、近隣病院でCTやMRI検査を受けていただく場合があります。(予約は当院でお取りします。)
無駄な検査はなるべく行わないよう努めています。もちろん必要な検査があれば、なぜ必要なのかをご説明したうえで行います。泌尿器科の診療所だから必ず検尿検査が必要という立場は取っていません。
採血や心電図の結果は、グラフなどを使って前回値などとの比較も含めて、分かりやすく説明いたします。
プリントアウトされた検査結果はもちろんお持ち帰りいただき、ご自身の健康管理に役立てていただけます。
レントゲン結果や他院のCTの結果などは、ディスプレイモニターにすぐに再現し、分かりやすく説明いたします。
経済的なご負担を少しでも軽減するために、投薬はなるべく院内で行い、積極的にジェネリック(後発品)を採用しています。(院内でお薬をお渡しする院内処方)ただし、院内にない薬、あるいは35日以上の長期処方を希望される方は院外処方になります。
当院では、小手術や特殊な検査以外は予約制にしていません。なぜなら、予約制にすると予約以外の日は来院しにくくなるからです。ですので、急に調子が悪くなった時でも気軽に来院いただけます。